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今年も小麦の種まきのシーズンが近づきました。 [農業]

以前のブログで、緑肥を試していると書きましたが、今回は、基肥として、発酵鶏糞を使うことにした事を報告します。
発酵鶏糞は、竹酢を使った完全発酵の粒状鶏糞堆肥です。うちの畑の反対側でニラを大規模に栽培している方に紹介されたものです。NPKの他に、Caやミネラルなども含まれていて、元肥や追肥にも良いとの触れ込みです。匂いの方もたいしたことなく、2-3日で、ほとんど匂いません。
現在、今年、返却そびれた30aを含めると、小麦栽培専用の畑が70aになってしまいました。
播種時に施肥する化成肥料の分を差し引いても、15kg入り鶏糞堆肥120袋、有機石灰28袋を、手で巻かねばなりません。それはそれは、大変な作業でした。写真は、石灰播きで疲労困憊している私と、途中で手に入れた、自然落下式の一輪肥料散布器をトラクタl-で運んでいるところです。黄色い袋が鶏糞です。一輪散布器は、押すのに異常なくらい力が要るのですが、トラクターで踏み跡をつけると、驚くほど軽く押せることがわかり、「トラクターで踏んでは、散布器で鶏糞散布、仕上げに石灰を散布桶で播く」という方法で、何とか、3日間で70aの畑に散布とその後の耕運を終らせることができました。来週は、いよいよ、播種です。
今年の作付計画は、農林61号30a、絹の波20a、ユメシホウ20aです。千葉県は農林61号しかJAでは買い上げてくれないので、仕方なしに経済的な理由から、農林61号も作ることにした。
地元産の小麦に興味を持ってくれても、購入までには至らない。という苦しい経営が、まだ、当分続きそうであります。いつまで、耐えることができるのか、体力勝負であります。
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