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防除も終わり、収穫間近なのに、来年の播種前契約をしなければ--- [農業]

小麦の品質と収量に大きく関係する(?)、赤カビ防除の作業を終え、防鳥対策を始めようかという時期になった。ところがである、世の中、大変せわしなく、もう来年の出荷のために、必要な手続きをしなければならないのである。これを、「播種前契約」をむすぶという。毎年の行事になってしまえば、それほど負担とはならないかもしれないが、若葉マークの小麦専業農家としては、大変な精神的な負担を強いる手続きである。
なにしろ、来年度の作付面積を決め、予想収穫量を決め、(JAに出荷できる品種は、農林61号と決まっている)、出荷の形態(30kg袋詰めで、合計--袋)。と契約書に書くのである。
何でも、予定数量より少ない場合は、始末書で良いが、多くなった場合は、契約数量のみの出荷しか許してくれないという、一方的な契約なのである。
それに加えて、今年の分の生産履歴書の作成、戸別所得補償制度への手続きの確認(これは、居住地の役所)等々、慣れない窓口へ行き、どうにも親身になって世話をしてくれてはいないように見える担当者を相手の手続き作業である。2年目であるが、神経の磨り減ること----
ともあれ、救いは、写真のように、今年も平年並みに収穫が期待できそうなことである。
---とはいえ、一人で、80aの小麦畑の管理は、かなりきつく感じる。
20120513防除後.jpg
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