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直売所の経営方針に疑問 [農業]

3月、総会の季節である。先日、JAさんぶの直売店緑の風の総会に参加した。出席は部会員の義務だとお知らせには書いてあった。仰々しく、来賓の挨拶等のあと、議題の審議に入った。
例のごとく、部会員から、搾取の議案が出された。PL法がらみで、4月から、個人で掛けていた保険を、緑の風自体で、保険に加入するので、部会の売り上げの0.3%を召上げたいという議案である。
会場から、かなり反対の意見が出された。
いわく、総会の前に議題の事前説明なしに、決を採るのは乱暴ではないか?、7億もの売り上げを上げているのにもかかわらず、経営上の努力もせず、取りやすい部会員から経費をとるのは如何なものか?等々、事務局からは、とにかく4月実施が目前に迫っているので、(強引に)議案を通そうとの意図が見え見えの応対ぶりに、私自身も段々、腹が立ってきた。会場では反対意見が多くなった雰囲気であるが、部会員600名のうち、当日出席者は、130名、欠席者は、委員長に一任であるからして、会場での反対者が100名近く出ても、何のことはない、委任状を使って、議題を議決を強行してしまった。なんでも事務局ベースで事を進めてしまう。部会員に図るのは、ポーズだけ。負担は、下々の庶民(部会員)に負担させよう!!が通ってしまった。
JA傘下とはいえ、どこか国の役所と全く同じ体質。気分が悪くなってきた。
自由業、自活を夢見て、農業を起業したのに、これでは、サラリーマン時代より自由度がなくなっていると思えるではないか。
議事は、どんどんと強行され、来年度の活動方針の審議になった。
ここで、また、カチンとする事項が出た。所謂、加工品については、原材料の重量パーセントで50%以上、地元産を使うことを目標にする。
というもの。パンや麺、その他の加工品は、原材料の小麦や大豆は、地元産は、コストの面から、外国産の安い原料に叶うわけがないのは、自明であり、従って、本目標は、実効性の伴わない、建前だけの目標ということが分かるのである。
小生は、この目標を忠実に、自分で、小麦を育て、その小麦100%でパンを作って直売所に持ち込んでいるにもかかわらず、他のパン製造者さんは、地元産の粉を全く使わず、何のお咎めもない状態である。
しかも、この人たちと、差別化もしくはプライオリティをあげてくれうわけでもなく、単純に価格面だけは、同等にしてくれと強制するのである。
みなさん、こんなご都合主義がまかり通る”直売所”があって良いものでしょうか?皆さんどう思いますか?


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