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自家採取100%の小麦で、パンの販売を始めました。 [農業]

前回に書いたように、1月14日に、ようやくJA山武の直営店「緑の風」で、パンを販売できるようになった。当面、1週間に一度で、成東店、山武店の2点のみ、11時頃からの販売です。
初日の14日は、成東店の店長さんのご厚意で、レジの脇に特設テーブルを置いてもらい、POPのみによる宣伝にも拘わらず、2時間程度で完売できた。うれしい限りです。これを励みに、しばらくは、続けたいと思っていますので、みなさん、よろしくお願いします。
食パン、シシリアンブレッド、菓子パンの3種で、すべて、私が育てた、小麦(ユメシホウ、キヌノナミ)の粉100%のみを使ったパンです。
巷に、国産小麦を使ったというパン屋さんは多いのですが、その大部分は、コストの理由からか、10~30%ほど、国産小麦を混ぜているだけというのが実態ではないかと思います。また、100%有機栽培の小麦を使っているというお店もあるけど、これもコストの都合からでしょうが「ショートニング」等を使っている。これでは、無農薬だけを使っているとはいえないのです。
また、輸入小麦も収穫までは、低農薬かもしれませんが、輸送の過程では、船や倉庫での燻蒸行為等で、恐ろしいほど、農薬に汚染されているのが実態です。--この事実、気にしていない人があまりにも多いです。
みなさん、低農薬を保証した国産小麦100%のうちのパンなら、安心で美味しいです。ぜひ、試してください。
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現在の小麦の生育状況です。 [農業]

現在の状況は、
農林61号(30a) 生育は、順調です。2回目の麦踏みを9日に終えました。
キヌノナミ(20a) 生育は、ほぼ順調です。1回目の麦踏みを12月27日に終えました。
ユメシホウ(20a) 生育は、極めて不調です。発芽率が悪く、芽が一本一本数えることができる位です。
          背丈も5-8cm位です。そのため、麦踏みは行っておりません。
          もしかすると、このまま麦踏みが出来ずに、成長を見守るだけになるかもしれません。
ミナミノカオリ 生育は、順調です。発芽も悪くないと思われます。おそらく、キヌノナミと同程度に生育すると
          思われます。

◎今回は、コンバインの刈取りの効率を考えて、畝間を50cmにしてみました。
ところが、テーラー+ローラーによる麦踏みを、今年初めて、試みたところ、ローラーの幅が
90cmと短いため、1回には、一畝しか、麦踏ができないことが分かりました。
次回の播種時は、畝幅を40cm、3条播きに挑戦してみようかと考えております。

◎うちの畑の近所で、小麦の栽培を始めた農家があります。大きな機械を使い、6条播き、畝幅30cmで、
約100a程、耕作しているとのこと。30cmでは当然かも知れませんが、麦踏はやらないそうです。

◎私自身は、麦踏みをやらないですむ耕作方法を知らないので、
この方の収穫がどのようになるか、注目していこうと考えてます。

◎ミナミノカオリについて、引き続き、調べを続けてます。
どうやら、ミナミノカオリも、市販品が流通しているようです。
残念ながらJAは取り扱っていないと断られましたが、国内関西や九州方面の種苗屋さんで、
少量品を扱っているようで、次回は、流通品と自家採取の種子を混ぜて、播種しようと考えてます。

◎これも、お知らせがしたと思いますが、
昨年度、パン、麺製造業の許可が保健所から下りたのですが、
今週になって、ようやくJAの直売所への卸しの許可が下りそうです。
----まったく、役所仕事以上に、時間と手間がかかることに加え、
----その上、加工品には、25%の所場代を天引きされるということで、気持ちが折れそうです。
いずれにしても、近いうちに、晴れて、「ユメシホウ」「キヌノナミ」を使った、パンの販売をスタートできそうです。

◎昨年に引き続き、「放射線の講演」を頼まれる機会が多く、ちょっと忙しい思いをしております。
前職の経験が、皆さんの何かのお役にたてば、幸いとリクエストがある限り、続ける積りです。


タグ:小麦 パン 農業
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今年初めての試みとして、「ミナミノカオリ」を栽培してみようと思う [農業]

小生、定年して起農を目指し、相変わらず、奮闘中である。

小麦は、定年前から手がけ、これまで、農林61号、ユメシホウ、キヌノナミを
80aの畑で栽培してきた。
究極の目的は、パン用硬質小麦の生産とその収益による自立農家となることである。

現在は、自家消費の他、知り合いのパン屋さんに使ってもらっているが、採算ラインには程遠い。
が、めげずに、まだ頑張っている。

ユメシホウは、開発者の方から、譲ってもらったものが、きっかけで、現在は、自家採取しいる。
--市販品が流通していないので---
種子の品質が劣化しているのか、中々、収量が上がらず、10a当たり120kg程度に留まっている。
キヌノナミは、知り合いのパン屋さんの希望に応えるため、JA山武を通して、群馬農協から購入した。
標準の300kg程度は、収穫できている。
今回、「ミナミノカオリ」に着目させてくれたのは、大先輩の方からの紹介です。
千葉県は、九州地方と似た気候にあり、十分、栽培可能なのだそうです。

ネットで調べた限り、ユメシホウと似て、収量はあまり多くはなさそうですが、
ユメシホウと違って、由緒正しい種子が、市販されているようで、今後が、心強い気がします。
今年の分は、大先輩の貴重な種子を分けて頂いたものを、7a程、これから播いてみようと
思っている。どういう結果がでるか楽しみではある。


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小麦が無事に発芽しました。それと蕎麦の脱穀をやりました。 [農業]

今年も無事に、小麦の発芽が確認できました。ただ、品種によってばらつきがあるのが、ちょっと気になるところで、写真の農林61号は、比較的発芽が旺盛なのですが、きぬのなみ、ユメシホウの順に、発芽が芳しくないのです。今年、初めて使う畑のせいなのか、播種後に使用した、除草剤(今年初馬手使った薬です)のせいなのか--。もう少し経過をみないと判断できませんが、ちょっと心配ではあります。
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パン屋、麵屋の営業開始です [農業]

保健所の許可も下り、いよいよ、パン屋と製麺屋(うどん、蕎麦)の販売営業開始です。
みなさんよろしく。
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今年も無事、小麦播種作業が終了した [農業]

今年は、畑が増え、農林61号で30アール、ユメシホウと絹の波それぞれ20アール、合計70アールの畑で小麦播種作業を行った。朝早くから夜暗くなるまで、頑張って、肥料散布、播種後の除草剤散布をあわせ、フルに6日間の作業でした。めちゃくちゃ辛い作業でした。70まで頑張れるんかしらん----。今年、小麦を始めた先輩の畑は、なんと1町部(100アール)だと、六条植えのおおきなトラクターで一気に作業していました。その規模の大きさと、自分との違いに、落ち込むこと-----
写真は、種まき作業とその前の有機石灰散布の時のもの。
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今年も小麦の種まきのシーズンが近づきました。 [農業]

以前のブログで、緑肥を試していると書きましたが、今回は、基肥として、発酵鶏糞を使うことにした事を報告します。
発酵鶏糞は、竹酢を使った完全発酵の粒状鶏糞堆肥です。うちの畑の反対側でニラを大規模に栽培している方に紹介されたものです。NPKの他に、Caやミネラルなども含まれていて、元肥や追肥にも良いとの触れ込みです。匂いの方もたいしたことなく、2-3日で、ほとんど匂いません。
現在、今年、返却そびれた30aを含めると、小麦栽培専用の畑が70aになってしまいました。
播種時に施肥する化成肥料の分を差し引いても、15kg入り鶏糞堆肥120袋、有機石灰28袋を、手で巻かねばなりません。それはそれは、大変な作業でした。写真は、石灰播きで疲労困憊している私と、途中で手に入れた、自然落下式の一輪肥料散布器をトラクタl-で運んでいるところです。黄色い袋が鶏糞です。一輪散布器は、押すのに異常なくらい力が要るのですが、トラクターで踏み跡をつけると、驚くほど軽く押せることがわかり、「トラクターで踏んでは、散布器で鶏糞散布、仕上げに石灰を散布桶で播く」という方法で、何とか、3日間で70aの畑に散布とその後の耕運を終らせることができました。来週は、いよいよ、播種です。
今年の作付計画は、農林61号30a、絹の波20a、ユメシホウ20aです。千葉県は農林61号しかJAでは買い上げてくれないので、仕方なしに経済的な理由から、農林61号も作ることにした。
地元産の小麦に興味を持ってくれても、購入までには至らない。という苦しい経営が、まだ、当分続きそうであります。いつまで、耐えることができるのか、体力勝負であります。
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新しい試みとして、緑肥を試験中 [農業]

小麦の育成に、土づくりはもっとも大切な作業である。昨年は、牛堆肥業者のご厚意で、堆肥を、10アール当たり、250kg(50aだから、1250kg!)を散布した。費用は約5万円である。が、厩舎から遠いということで、今年は、無理とのこと。そこで、今年は、緑肥を試してみることにした。わずかでも安い、春先に播ける緑肥ということで、ファインソルゴ(イネ科)1kg-400円、5kg/10aを試してみることにした。順調に育ち、9月の終わりには場所によっては、背丈を超えるほどになったので、刈ることにした。知り合いから、緑肥の草刈りに具合の良いという「ハンマーナイフモア」という農機具を借り、70aの畑を2日で、刈り終えた。緑肥は、かなり細かく砕かれるので、機械の後を歩く足元には、草汁が多く、地下足袋は、びしょ濡れになってしまう。キツイ作業ではあったが、「お金で足りない分は、体で補う」を地で行っている。後は、播種までに、鶏糞と石灰を播き、基肥にする予定である。ちょっと心配なのは、緑肥ではなく、蕎麦を栽培している場所には、緑肥効果が無いということである。これも、基肥を少しだけ、大目に巻くことで、何とかなって欲しいと願っている。
写真は、緑肥を刈っているところ。同じころの蕎麦の写真である。写真では分からないが、蕎麦の一番下の方は実が入りつつある。
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蕎麦は順調に育っている--台風直前までは--- [農業]

今年の蕎麦は、順調に育っている。常陸秋そばと信州大粒の2種である。--とはいえ、写真は、台風14号の来週以前の写真である。現在の状態は、明日にならないとわからない。
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最近、腹の立つこと2題-どちらも、小賢しい小役人根性が原因 [農業]

息子夫婦の長男が、頭に怪我をして医者に見せたところから、事件(災難?)が始まった。
かかりつけの医者の診察結果では、頭骸骨骨折の恐れがあるので専門医の診察を受けることを勧められ、
勧告に従って、専門医の診察を受けたところ、なんと、児童虐待の恐れがあるとのことで、児童相談所に通報されてしまった。結果、長男は、親の面談の好きに、自宅から児童相談員に拉致されてしまった。8月24日のことである。現在もそのままで、何回かの面談と毎日2時間という刑務所並みの面談時間に会えるだけある。長男はまだ8か月、離乳もしていない幼い身で、たった一人、相談所に閉じ込められて、約1か月が過ぎようとしている、その間、親も我々も毎日、泣いて暮らしている始末。親が虐待しているかどうか、経験豊かな「児童相談員」なら、一瞬で判断がつくはずである。にも関わらず、規則に従って手続き云々---という小賢しい小役人根性で、ずるずると拘束を引き延ばしている(としか、思えない、ひどい所業である)。
現代では、本当に親の虐待がニュースに流れているくらい、虐待が多いことは認めるが、息子夫婦については、断じてそのようなことはない!!!早急の解決を望む。
---巨悪(本当の虐待者)を見逃して、おとなしい(従って扱いやすい)プチ市民を小突き回しているのではないか???
もう一つ、農業のあまりの低収入と長時間の重労働時間に、耐えかねて、県、市、農協と、「農業経営」の相談をしてみたところ、「うちは担当ではない」とかの言い訳を弄して、窓口をたらい回しにされ、未だに、親身になって、農業経営の相談を聞いてくれる窓口が見つからないでいる。
いずれも、市井の市民の生活に直接、係る、大切な業務ではないか。
現政権でも、日本の農林水産業は大事に守るといいながら、この体たらく。
こんな日本にしたのは、小役人の所業が大いに貢献してると思われる。
今の日本、血と涙の通った、情けを知るお役人は一人もいないのか?
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